◆ガンの未来は天寿ガンとの共生に
我が国では、ガン死亡率が年々増加しており、減少する気配すら見えてきません。ところが、同じ先進国のアメリカでは、1997年からガンによる死はどんどん減ってきているのです。西洋医学における治療法にはさほど変わりないはずですが、ではどこにこのような差が生じるのかを考えてみました。
すると、アメリカでは盛んになっている代替補完医療に思い当たったのです。現在のアメリカでは、医療体系の中に代替療法も認められ、統合医療という形への取り組みが行なわれているのです。それに加えて、国民全体が健康補助食品、ハーブやサプリメントを積極的に生活に取り入れています。これらのトータルな法則が、おのずとアメリカ国民におけるガン撲滅へ導いたと考えられるのです。
さて、ガンは昔から死を招く難病とされ、恐れられてきました。そのため、外科手術でむりやり切除したり、大量の抗ガン剤や放射線照射で副作用に苦しむなど、医療現場での葛藤が続いているのです。ところが、最近では『ガンを無理に抑制するよりは、長く仲良くつきあっていこう』という概念が登場してきました。
実はガンは、特に高齢の方を病理解剖すると、ほとんどの人にできているのです。ただ増殖したり苦しい症状が出ることなく、本人も気づかずに天寿を全うすることから、「天寿ガン」と呼ばれています。これが一番良いガンとの付き合い方で、ガンがあってもガンでは死なないという共存共栄のあり方なのです。
人体を構成する60兆の細胞の中で、ガン細胞はたった1個から始まります。それが増殖を繰り返し、100個になり、1000個に増え、やがて悪性の巨大な細胞組織に変貌していくのです。ガンを発見できるのは細胞が約10億個以上になってからです。1個のガン細胞が100万個に増殖するまでに3年かかるといわれていますから、この間に増殖を抑える予防措置を取れば、十分天寿ガンへ誘うことが可能なのです。
栄養たっぷりの野菜や果物でバランスのよい食生活を送り、機能性食品も積極的に摂取するなど、自分でできる方法はいくらでもあります。
ガンはもはや治療するものではなく、予防するものといえるでしょう。
◆健康樹木茶『タヒボ』の抗ガン性
南米アマゾン川流域に自生するノウセンカズラ科の樹木、タベブイヤ・アベラネダエについて、生化学の分野で研究することになったのは、京都大学の故・上田伸一先生の依頼がきっかけでした。この樹木の内部樹皮から摂取した素材は、インディオ達の伝承薬として伝わってきたものでした。主成分である色素成分キノンに、何かとてつもない薬効がふくまれているのでは、と推定したのです。
そして長年に渡った研究の結果、NQ801という抗ガン作用の強い有機化合物が発見されたわけです。植物成分の研究で気をつけなければならないことは、どこの場所で採取したものか、季節はいつか、どんな土壌かなど、植物の育った環境を重視しなければならないことです。そこには、意外と重大に意味が隠されていることがあるのです。
タベブイヤも同じで、違う場所で採取したものからは、抗ガン作用の強い有機化合物NQ801がほとんど含まれていませんでした。このため、
タヒボ製品には類似品が多数存在しますが、別の製品にはほどんど薬効成分が認められないのです。これは多分条件が異なった場所の素材と思われます。
現在、タヒボは現地の人のみが知る特定の場所から採取したものだけで、製品化が行なわれています。おそらく、その周辺の土壌や季節、樹種などによって、特殊な薬効成分が発生するのでしょう。これは薬用植物の観点からは、重要な事で、自然界の植物とは、まさに自然の恵みといえるのです。
私と上田先生は1989年に行なわれた日本癌学会総会での発表を皮切りに、海外の学会も含め20数回もの研究発表を行なってきました。やがて日本、アメリカ、中華民国(台湾)と抗ガン作用による特許を取得するに到ったのです。
私たちはガンウィルスが感染した培養ヒトの細胞に、
タヒボの薬効成分NQ801を投与すると発ガンが抑制されたことを発見。そこから多種のガン細胞を使って実験を行ないましたが、試験管内でヒトの肺腺ガン、結腸ガン、前立腺ガン、胃ガン、血液のガンである白血病などに薬効成分NQ801を投与しました。
するといずれのガンも死滅または増殖の抑制が確認されたのです。
しかも、正常なヒトの細胞の場合は、分裂の抑制こと起こりますが、死滅することはなく、薬効成分NQ801の作用が減少すると再び元のような分裂を始めたのです。このことから、タヒボに含まれるナフトキノン系の成分は、ガン細胞には強い毒性を示して増殖を抑え、正常細胞には死滅するほどのダメージを与えないことがわかりました。細胞を傷つけることがないため、実際に投与しても副作用が生じる可能性は低いということになります。事実、タヒボを愛飲している患者さんに、強い副作用の事例は出ていないという臨床報告もあるのです。
ガンは第一段階であるイニシエーションと増殖してさらにガン化が進む第ニ段階のプロモーションを経て発生していきます。抗ガン剤は、このときにガンの増殖を阻害したり、直接ガン細胞を殺す作用を持つのですが、正常細胞と見分けながら攻撃するわけではないため、正常細胞もやっつけてしまいこれが副作用を生じさせるのです。
私はさらに研究を続け、EBウィルスという発がンウィルスによってガン化された細胞に、化学物質のTPA(発癌プロモーション)を投与してガン化を促進させるという、発ガン抑制効果の実験法を行ないました。そのTPAの段階で、タヒボ茶NQ801(タベブイア・アベラネダエ抽出液)を投与し、ガン化促進がどのように変化するかを検討したのです。
さらに皮膚ガンをおこす物質をマウスの皮膚に塗布し、発ガン促進の化学物質も投与しました。そこにタヒボ茶を投与するマウスと、しないマウスでガンの状態を観察していきました。するとタヒボを入れた培養液では、ウィルスによるガン化が見事に抑制され、さらにタヒボを投与したマウスは、ガンの発生が有意に抑えられるという結果が出たのです。
これらの結果から
タヒボのNQ801は発ガンにおけるイニシエーション及び、プロモーションの2段階いずれにも作用することが分かりました。つまり発ガンを抑制する高い効果も実証されたわけです。
◆増殖抑制と予防で天寿ガンのススメ
これまでのさまざまな研究によりタヒボは、抗ガン効果の他にも糖尿病やリウマチ、肝臓、腎臓など慢性的な疾患にも高い効果を示すことが発見されています。タヒボのNQ801が血液に働くことで糖尿病の改善、またウィルスを抑えるためウィルス性肝炎も抑えることが可能なのです。
ここで言えることは、NQ801は細胞に働きかけ、身体の免疫システム異常を整える作用があるということでうす。
特に糖尿病は治りにくい慢性病であるうえ、肝臓ガンと大腸ガンを合併しやすいというデータがありますから、病気のコントロールは大変重要なのです。
現在、抗ガン剤として特許を取得しているタヒボ茶は発ガンを防ぐ予防薬としてだけでなく、治療や再発防止に医薬品のような効果を十分に持っていることも認められているのです。ガンは一朝一夕でできるものではありません。小さなガン細胞から本格的な臨床ガンになるには、10〜20年という長い歳月を要します。
その間に適切な食事を送り、喫煙や紫外線、さまざまな刺激物といったプロモーションを回避して、ガンの増殖を抑制コントロールすることで、いつしか天寿ガンへ移行させていけばいいのです。
早いうちからタヒボを飲むことで、ガンへの羅漢率や死亡率に対して大きな変化がもたらされることを、私は確信しています。我が国のガン死亡率を、アメリカのように減少させていくためには、もっと代替療法の研究に力を入れ、タヒボのような機能性食品の摂取をおおいに勧めることが得策なのです。
しかしタヒボに類似品が無数にあるように、機能性食品の中にも効果が疑わしいものは少なくありません。正しいものをそれと見極める目を持つことも大切ですし、そうしたサプリメントだけに頼って、日常生活をおろそかにしていては意味がありません。私たちは外からも、また身体の内側からも常にガンの発症因子に狙われているのです。
ガンはあくまでも生活習慣病のひとつです。治療はもちろんですが、ガン細胞は誰もが持っていることを自覚し、発症に対する予防を重視してほしいと思います。ガンに勝つためには、まず発症させないことも大事ですが、その後の過程も重要で、今一度、自分の暮らしぶりを見直すことも大切といえます。
ガンを治す!全国有名医師がすすめる最新療法
京都府立医科大学助教授 徳田春邦先生の証言より